電車で買い物に出かけたとき隣のボックスに座っていたご老人達の話し声が聞こえてきました。
一寸、気になる内容でしたので、ブログに載せることにしました。
低いぼそぼそした声でしたので、聞き取れない部分は想像を交えて会話を再現しましょう。
白髪混じりの人「昨日、○○だけどさ〜。携帯電話落としたっていう電話があったんだ」
隣の老人「○○って、たしか△△商事に勤めているハンサムボーイだったね」
白髪混じりの人「
風邪ひいちゃって、大きな声が出ないだって」
隣の老人「ふーん」
白髪混じりの人「あまり喋らすと可哀想なので、無理するなよ、って云って電話を切ったんだ」
隣の老人「へ〜〜」
白髪混じりの人「ところが、今朝また電話があって、落としても出てこないから、また
携帯を買ったという連絡電話があってね」
隣の老人「あ!ちょっと。もしかして、その次に電話番号を云わなかった?」
白髪混じりの人「ここ数日、風邪で頭がぼっとしていて、
トラブちゃった と来た」
隣の老人「やっぱり!」
白髪混じりの人「うん。そうなんだ!
こちらからお前の会社に掛け直すからと言って電話を切ったよ」
隣の老人「今年になってはやっている
おれおれ詐欺だな。一寸、電話切るの早過ぎたんじゃないか!
もっと話させた方が詐欺師の情報がつかめたのに残念だな」
ざっと、こんな会話でした。
おれおれ詐欺もいろいろ手口があるようです。以前の手口は「おれ。おれだけどさ・・・。 事故ちゃって今金がないので貸して呉れ」という短刀直入型だったらしいですが、最近はかなり手口が こんできているようですね。
親子関係を知った上で電話を掛けるようで、子供の名前で掛ける手口ではひっかかるかも知れません。その場合、詐欺師はひどい風邪声で声を出すのがやっとといった演出で電話してひっかけるのでしょう。
おれおれ詐欺などに会わないようにするため、一度は「警視庁HP内の被害にあわないために」のサイトをご覧になってみては如何でしょうか。
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